チーム活動

またひとつ成長した君たちへ。

4月1日、2日の一泊二日でチームで初となる合宿を行いました。
若桜町の氷ノ山氷太くんにお世話になり充実した2日間を過ごすことができ、選手たちの成長を見ることが出来ました。

チームのインスタグラムにはすでに記事を投稿していますが、
選手それぞれについて2日間見て感じたことを簡単にではありますが1人づつ書いていきたいと思います。
(時差投稿になりますがお許しください。)

選手たちへ

ひなた No.11

プレー面でも、チームのまとめ役としても色んなことを高いレベルで要求しましたが、さすがひなた。
しっかり自分の役目を果たしてくれたと思います。
同学年から低学年まで各個人の良い所をみんなに伝えてくれて、この合宿でみんなが自信を持つことができたのはひなたのおかげです。
まだまだなところはありますが、この合宿でキャプテンらしさ、頼もしさがでてきて嬉しく思う。
シーズンが本格的にスタートしますが、これからまた大きく成長していってくれることを信じているし楽しみにしています。

りょうすけ No.9

誰よりも先に行動を起こし、厳しくも優しく他の選手たちへ適切な声掛けをすること、仲間を助けることができていたね。
プレー面でもポジショニングやチーム戦術の面でも、難しいこともたくさん話しましたがしっかり理解して実践、そしてそれらを仲間に教えてあげたりと、最高学年の自覚という点と、選手としての成長どちらもを見ることが出来ました。
特に課題であったメンタル面がすこしづつ強くなってきていることを確かに感じることができて、すごく嬉しかった。自分のストロングを良く理解していて、思い切り発揮するできることが彼の良い所であるので、それを試合を通して「継続」してできるように、さらに、上を目指してもっともっと強くなっていこうぜ。

はると No.6

ゆったりマイペースではあるが、ひなたとりょうすけを支え、うまくバランスを取ってくれていた一人。
みんなの声ですごく多かったのが、「はるとの存在、はるとの声掛け、コーチングが助かる、頼もしい」ということ。

試合になるとガンガン強気なプレーを見せてくれたり、後ろから絶え間なく指示、コーチングをしてくれるようになりました。その点をみんなはすごく評価してくれていて、シートにみんなが揃って想いをかいてくれていたんだと思います。
同様にコーチ陣たちも同じことを思っていてハルトはまさしくチームの心臓。そういう立ち位置を確立してくれて、実際にみんなからそういったポジティブな声を聞けてハルト自身の「自信」に繋がったと思います。
実際に彼の口からは自身に溢れる言葉を聞くようになりました。

「自分に自信が無い。」とひたすらに言っていた選手が、ポジティブな発言をするようになり、チームのみんなに頼りにされるようになる。とても素晴らしいことです。
ビビらず、強気でさらに色んなことにチャレンジしていってくれることでしょう。楽しみです。

かんた No.10

立ち振る舞いが大きく変わってきている。
6年生に付いていくイメージでしたが、6年生よりも先に声掛けしたり、仲間を、チーム全体を引っ張ったりする場面が多く見られたことが最近のかんた、そしてこの合宿での大きな変化だったと思います。
練習中や練習外でも他の子にアドバイスをしたり、チームメイトまたは6年生にも、こう動いて欲しい、こうして欲しい。など要求をしているところもありました。

以前紅白戦の時に渡した用紙に、「前に所属していたチームでは味方を動かしたり声掛けしたりできなかったことがEVOLVEに来てからできるようになってきているのが分かる。周りの選手も自分が動かして、もっと自分を出して上手くなりたい。」と書いてあったことがありました。

僕は以前のチームでの立ち位置や立ち振る舞いは知らないのですが、EVOLVEに入ってきた当初とは大きく変わってきた部分、成長した部分がたくさんあるのは間違いありません。
実際に紅白戦、ゲームでは特に自分の色をより濃く発揮することが出来ていたし、味方を活かす、仲間を助ける場面が多く見られました。学年は関係ない。誰がチームを引っ張ってもいい。姿勢で、プレーでチームをけん引していくリーダーに。この合宿でのかんたを見てこれからがさらに楽しみになりました。

きお No.18

いつもブレることなく自分の力を発揮することができる選手だなということが再確認出来て、
この合宿で色んな可能性がこの合宿で見えました。一つのポジションにこだわることなく後方でも冷静に状況を見てプレーできるし、コーチングもできる。
普段はよくみんなを笑わせてくれるムードメーカーですが、サッカーになると人が変わるというか、
しっかりON、OFF切り替えれる素晴らしい選手だなあと改めて感じました。
時にチームをピリッと引き締めてくれるとことか、チームに間違いなく必要な選手です。

なお No.21

練習が始まる前、練習が終わった後、練習の休憩中。
誰よりもボールを触っていたナオ。そらボールコントロール上手くなるわな。
よく質問もしてくるようになりました。分からないことを分からないままにしない。
これもまたサッカーが上手くなるポイントだと思います。
ディフェンスのポジションもチャレンジしてみて役割が違ったり戸惑いもあったりしたかもしれませんが、まずは自分で考える、どうしても分からない時は理解できるまでコーチに話を聞きに行ったり、自分の成長に前向きに取り組むナオはやはりかっこいいなと改めて感じました。

りゅうひ No.14

守備にまだまだ課題ありなりゅうひですが、前からのプレス、そしてプレスバックをしての守備をよく頑張れていました。クオリティの話しをすればまだまだですが、自分はできるんだということを証明してくれたと思う。これを継続していくのが一番大変だけどりゅうひならやってくれると信じている。
得意のドリブルは言うまでもなく素晴らしかった。特にカットイン。縦へのバリエーションも増えてくるとさらに、りゅうひの上手さが際立つと思います。自分の強みの幅を少しづつ広げていこうね。

いつき No.1

みんなに良い所をたくさん言ってもらっていたいつき。
自信が持てたのかいつも以上にプレーの質が高く、コーチングも増えていた。
個人的には仲間にプレーの要求をしているいつきが見れたのが嬉しかった。
何か起きてもそのままにしてしまっていることが多かったのだけど、起きた現象に対して修正しようとする意識と行動が見れたのがまた一ついつきが成長したポイントなのかなと。
みんなに頼りにされるって本当にすごいことだよ。自信を持って思い切りプレーしていこう!

あおい No.25

合宿中自分の強みをみんなに伝える時に、僕の良い所はここなんだっていうのをハッキリ伝えられていたことにすごく好感が持てました。
緊張もあり恥ずかしがっていましたが、
自分の武器のところはしっかりハッキリと、みんなに伝わるように前を向いて話していました。
それだけ自分の良い所、まわりの選手にはなくて自分にはあるものがアオイ本人も分かっているのだなと。
その強み、あおいが持っている良さ、あおいらしさをこれからドンドン試合で出していって欲しいと思いました。

いちと No.17

普段やらないポジションを重点的にやってもらいイチトにとってサッカー面ではすごくチャレンジングな合宿になったのかなと思います。役割も違えば頭も使うポジションだったのですごく難しかったとは思いますが僕の想像を遥かに超える成長を見せてくれました。
理解には少し時間はかかってもしっかり頭に入れて何度もチャレンジしてくれていました。
一つのことだけではなく、色んな経験をして、たくさんのことを出来るようになって欲しい。できるのにやらない、やれないのはもったいないからね。君のポテンシャルはこんなもんじゃないからね。
引き出していこうぜ。

てるき No.16

自分の中にある大きな課題と格闘しながらも、自分の良さを発揮してくれたてるき。
苦しい、悩ましい時間も多かったと思うがそれでも諦めず前を向いて頑張ってくれるのが彼の素晴らしいところ。
紅白戦終盤に見せたサイドを駆け上がってからの左足でのクロスからのアシストにはしびれました。
感動ものでしたね。てるきの良さ、強みを120%発揮した瞬間でした。
みんなが認める左足。
あの時の嬉しそうなてるきの顔は忘れられません。
僕は厳しい言葉もたくさんかけますが、めげずに、負けずに、腐らずにガンバレ!
テルキナラデキル!!

いっちゃん No.13

自分の武器、強みをよく理解していることがこの合宿で分かって良かった。
その強みをいつ、どこで発揮していくのかが今後彼の成長を左右するポイントでもあると思うので、現状維持ではなくさらに次のレベルに行けるように考えてプレーしていって欲しいと思いました。
低学年とプレーしてるときはよく喋るようになった。上の学年としての自覚が少し出てきてるのは素晴らしいことです。それをまた高学年とやる時も自信を持って発言、発信していけるようになればもっと面白くなってくるだろうな。楽しみにしています。

ゆうと No.23

断トツでみんなから「ゆうとの声掛け、コーチングがいつも助かる」という声が集まっていました。
最初の方は遠慮がちでしたが最近はよく味方に思ったことを直接伝えている場面を多く見るようになりました。
いつも良いタイミングで適切な言葉をかけてくれるのは本当にすごいなと指導者の立場から見ても感じる。
自分の得意なプレーもよく発揮できていたし、高学年相手にも臆することなくサイドから仕掛けることにもチャレンジしていました。ベースとなるところはしっかり持ってると思うのでさらにその質を高めていけるように練習から取り組んでいって欲しいなと思います。

ゆうたろう No.2

色んな不安があったようだが、終始笑顔で楽しめていたんじゃないかな。
自分のことは自分でやっていたし、仲間を助けているところもみかけることができました。
プレーでは同学年のゆうと、いっちゃんに負けず劣らず、よく喋っていたし、自分をアピールしていた。
ボールは失っていましたが、それでも失敗にビビらず何度も要求してボールを受けチャレンジする姿勢はたぶんこの中じゃピカイチだと僕は思っている。普通ミスったらボールを呼ばなくなるからね。
でもゆうたろうは、自分がなにをやらなかやいかないかを良く分かって何度もチャレンジしているんだろうなあと感じています。できている、できていないは置いておいてその姿勢こそが大事なんだとみんなに示していてくれたのがなによりも素晴らしいなと思いました。君の努力の結果は、成果は必ずあとから付いてくる。
自分を信じて継続あるのみだぞ!

かいせい No.4

3年生のなかでは最高評価できる選手。
自分にしっかり矢印を向けて頑張れる。なにかに左右されることなく、自分をしっかり持って取り組んでいた。
3年生でここまで高い集中力とメンタルに左右されず自分を高めれる選手はそうそういません。
自分のプレースタイルもしっかり確立して、高学年の中に交じっても遜色なくプレーしていた。
ひとつ言うなれば、もっと試合中喋れるようになれば面白くなってくるなと思っています。
見てて頼もしさと安心感が半端じゃないんだよね~。

おうすけ No.8

いつもことあるごとに進化を見せてくれる選手。
プレー中は割と物静かな方ですが、少しづつ周りに声掛けたり、要求をする場面が見え始めました。
まだこの学年でそれをする選手は彼くらい。プレーに安定感がでてきて、その中で仕掛けを増やしチャレンジする場面も。ゴールに直結することは多くは無いですが、プロセスはいつも素晴らしいものがあります。
彼もまた自信をつけてきたのでしょう。
この合宿でもまた一つ上の段階へステップアップしました。
合宿が終わり次の段階でどんな成長を見せてくれるのか楽しみです。

はる No.20

僕が一番びっくりしたのが彼から自信のある言葉を聞いたこと。
それを皆に伝えたこと。「キーパーに自信がある。」と。
他にもありましたが、ハッキリとそれを伝えていることにびっくりしました。
フィールドをやらずよくキーパーをやりたいと言う彼ですが、その始まりの理由は、
「みんなが俺より上手いやつばっかりだから」でした。
全くもってそんなことはないのですが、だからフィールドよりキーパーがいい。と言って始めたのですが、
最近メキメキ力を付け、キーパーでのシュートストップだけでなく、持ち前の冷静さを発揮し後ろからの組み立てに一役買うようにもなりました。
みんながそのことを認めてくれているのももちろん大きいとは思いますが、ハル自身がそれを自覚してきているというか、自信を持って来てくれていることが、そんな発言を聞けたことがすごく嬉しかったです。
持っているポテンシャルは本当にすごいのでキーパーだけに収まらず色んなポジションをやってみて欲しいな。

いちろ No.5

気持ちが入っているのがプレーによく現れていましたね。
いつも以上にボールに絡めていたと思うし積極的に飛び出したり果敢な姿が見れたのはすごく良かったです。
得意のキックを周りに認められはじめそれを意識的に活かす場面も多く見られまたひとつ成長が感じられました。
プレーにはムラも課題もまだまだありますが伸びしろたっぷり。楽しみながら上手く強くなっていって欲しいね。

きょうい No.3

低学年ながらも最強ファイターの位置を確立したきょうい。
みんなからきょういはまじで強いから相手したくないと言わしめるほどに。
コーチ陣や周りの選手も認めるその強さを武器にまだまだこれから技術面も伸ばしていって欲しいなと思いました。まじで強かった。。。

じゅいち No.22

あえて厳しいことを言うなれば、いつもと変わらない。ポジティブに捉えれば環境が変わっても常にブレずにいつもの自分で居れる選手。
まだまだ話が聞けない、周りが見えてない部分が多くもったいないと感じる部分が多いけど、成長できる点がいっぱいあるってこと。自分をしっかり見つめ、周りを見てプレーできるようになればかなり化ける選手だと僕は確信しています。

たまき No.26

合宿初めてのたまちゃん。
ご飯も良く食べて、よく寝て、よく泣いて、よく走り、よく戦いました。
色んな不安や寂しさもあったと思いますが、親元を離れ、自分で考えて、仲間と行動をする難しさと楽しさを学ぶことができたのではないでしょうか。
練習や紅白戦では存在感抜群で、闘志あふれるプレーが非常に印象的でした。
最後まで全力でやり切ったこと。これが全て。本当に良く頑張りました。

ここみ No.19

また一段階レベルがあがったココ。
前線に残ってきたボール一生懸命追いかけていましたが、
自ら下がったり、ポジションを落として自分からボールを奪いに行く、受けに行くプレーが出来るようになりました。
今までに無かったことです。
ボールを受けたり味方に経由したりするのはすごく上手な選手なので、さらにそれが活きるようになり、ココが起点になる攻撃や守備が出てくるようになりました。
自分の強み+αを生み出したんです。これってすごいことですよね。誰に何を言われるでもなく自ら動いたことがまたなにより素晴らしい。

りょうた No.7

初めての合宿で色んなことが初めてで、事あるごとに「コーチどうしたらいい?」と聞きに来ていましたが、
事あるごとに僕は「自分で考えんさい。(笑)」と「周りを見たら分かるよ」と。一番下の学年など関係なく容赦なく突き放しました。(笑)ごめん、りょうた。(笑)
でも彼はそこから周りを見て自分で考えて行動し、僕のとこに来る回数が極端に少なくなりました。
あれ、逆に寂しい。(笑) そう、この寂しさが子供の成長の証なんでしょうね。
サッカーの面ではこの合宿でもしもMVPを一人だけ選ぶとしたら彼にあげたいと思います。
他のコーチ陣も言っていたことですが、リョウタは唯一、コーチ達に何も言われずとも、自分で常に考え予測し最後の最後までプレーを辞めることなく、落とすことなくやり続けた選手でした。

おわりに

一泊二日、早朝から次の日の夕方までフルに活動しましたが本当に楽しい、有意義な時間はあっという間でした。もう終わり?あと2泊くらいしたい!と子供たちから多数声が上がっているくらいみんな楽しかったんだと思う。

それ以上にTRのキツさ厳しさや、食事の面でも色々あったと思うけど、
そういった部分も皆で乗り越えて掴める本当の楽しさというところも選手たちには分かってもらえたかなと思っています。

合宿は通常のTRでは味わえないことや体験、経験が詰まっていてやっぱり魅力的だな。
子供たちの日常に触れ皆のことをもっと見てあげれるしいつも以上に成長を感じることもできる。

実際に合宿中に変化している選手がたくさん居て、本当にこの合宿の準備をやってきて、みんなと無事合宿を開催出来て良かったなと改めて思いました。

色々心配も多かったと思いますが、二日間愛する子供たちを私たちに預けて送り出してくださった保護者の皆様、そして2日間合宿に帯同してくれたコーチ陣の皆さんも本当にありがとうございました。

また次回もお楽しみに。