練習日誌

涙ほろり。

土曜日は岩倉スクール。
この日は先日のトメケルで行ったメニューに岩倉スクールでもトライしてみようとやってみました。

サッカーを始めたばっかりの子も増えてきて、基礎の基礎中心のTRをまたやっていこうと、全体的にも基礎レベルまだまだなので、コツコツやっていきたいと思います。

今回のMVPはじゅいち。
前からだったかもだけど、最近めっきりサッカー少年になっちゃって、すんごい楽しそう。最高です。
どんどん上手くなってきてる。
ドリブル、パス、シュート色んなことが少しづつ、少しづつできるようになってる選手です。

この日の最後学年を分けてゲームする時に、高学年の方が一人足りなかったので、
高学年でやりたい子いる?と聞くと、
ソッコーで「コーチ、俺やりたいです!」と元気に手を挙げてくれたのが2年生じゅいちでした。

嬉しかったですね。彼のやる気に満ち溢れた目はキラキラまぶしすぎて最高にかっこよかったです。

そして、ゲームでは、負けず劣らず対人はバチバチ戦えてるし、組み立てにも参加したり、チャンスがあれば自分でもしかけたり、積極果敢にゴールに迫っていました。

じゅいち、やれてるね~すごいやん。と話すと、「コーチ、なんかめっちゃ楽しいわ」と頼もしい一言。

厳しく言えば、レベル的なことを言うともちろん正直なとこ全然足りていないし、まあまだまだです。
でも、そこを凌駕してしまう「やる気」や「熱いハート」、なにより「サッカーを楽しむ気持ち」の部分を僕はまだまだ甘く見ていたのかもしれません。

じゅいちは、自分にできることを一生懸命に、いや、それ以上の事にもチャレンジしてくれていました。
高学年をあれほど苦しめるとは僕も思っていなかったので、すごくびっくりしたし、感激させられました。

まだまだなのは僕の方だったなと反省もしました。
こうして教えているつもりが、教え子から学ぶことはたくさんある。

子供のやる気と楽しいという気持ちを最優先に、大事にして、僕たちはもっと成長を見守っていかなければいけないなと改めて感じました。

31歳、きたむらたくや。この日帰ってじゅいちからもらったサッカーノートを読んで泣きました。

じゅいちのサッカーノートには、合宿の時の感想と、コーチへの感謝の気持ちが書いてありました。

「こんなことができるようになったよ。」
「これがむずかしいけど、うまくなってきてるのが自分でも分かる。」
「だからまた練習でチャレンジしてみようと思う。」
お~すごいじゃん、じゅいち。いいねいいね。と読んでいると最後の方には、

「コーチにサッカーを教えてもらいだしてから、サッカーがすごくたのしくなった。」
「いつも僕にサッカー教えてくれてありがとうございます」って書いてあって。

泣く。ポロリ。涙が。

そう思ってくれてありがとう。

サッカーが楽しい。そう思ってもらえるのは我々指導者の一番の喜びです。

その楽しい気持ちをいつまでも忘れずに!MVPおめでとう!