練習日誌

一流の選手と超一流選手の違い

土曜日は岩倉スクール。
雪の影響でグラウンドが使用できなかったため室内練習となりました。

雪が降ってきた。本格的な冬が来たって感じがするな。

スクールTR

W-up~ドリブル基礎~対人ゴールあり~ゲームという流れで練習しました。

初めて使う体育館で下が少し滑りやすい所で最初タッチに苦戦してる子がたくさんいたな。

この日は室内だったからイレギュラーなんかはない、でも室内は室内で滑りやすい、グリップが効いやすいなんかもある。

グラウンドはもちろん会場により状態は異なるし芝なんかでも、
その日の天候や季節によっても変わってくる。

どんな状態でも、いつもと変わらぬようにボールを動かせてこそ、プレーできてこそ、だな。

僕の大好きな「ファンタジスタ」というサッカー漫画のワンシーンでこんなフレーズがあります。

「3流の選手は環境に流される。
1流の選手は環境に左右されない。
超一流は環境を利用する。」

良い選手っていうのはどんな環境下においても常に変わらずプレーが出来る。

さらに素晴らしい超一流の選手ってやつは、
どんな環境も、劣悪な環境でさえも利用してプレーしてしまうっていう。

たかが漫画、されど漫画。
間違いないなと思います。

滑りやすいピッチでどう戦えば上手く戦況を運べるか、
どういうボールを蹴れば良いボールが飛んでいくか、どういうタッチをすればうまくボールが運べるか、
こればっかりは経験がものをいう部分が強かったりするけどね。

フロア、人工芝コート、天然芝のピッチ、泥だらけのグラウンド、色んなピッチでプレーさせてあげたいな。
サッカーって雷ならん限りやるからね。

今日のMVP

MVPはゆいと!

アイデアが素晴らしいんよね~。
最近見ててすごく面白い選手の一人。
ゆいとって足が速い選手では無いんですよ。(僕と同じ)

で、たぶんそれを自分で解ってるんですよ。(これ凄く大事)
だからスピードでぶち抜こうとしたりはせず、よくTRで言っている「緩急」を上手く使って仕掛けていくんですね。

あとは様々なタッチの変化、リズムの変化やバリエーション。
相手の重心の逆をついたり、なんかも物凄く上手い。

スピードが無いから、もちろん相手に付いてこられることもあるけど、さらに騙したりして重心を残させて置き去りにしたりっていうシーンもたくさん見れるようになった。

入って1.2カ月だけどすんごい変化してるよ。
結構直線的だったり、同じリズムでしかけることが多かったゆいとだったけどこの短期間で、
色んなフェイントが出来るようになったり、緩急やリズムに変化を加えることができるようになってきたよね~。

この日なんてガンガン相手揺さぶってたし、シザースしたりルーレットしたり、シンプルにスキルの幅が広がってることも、凄い事なんよ。

日々の努力の賜物ですね。

スピードが無いとドリブルで人は抜けない?かわせない?
そんなこと1ミリもないからね。ゆいとみたく努力をすれば上手くなるし、自分よりスピードがある選手に勝てるようになるということをこの年代から知っていって欲しいな。

コーチは、今までたくさんのチームでプレーしてきて、どのチームに行ってもフィジカルトレーニング(体力テストや走力テスト)では常に最下位でした。(自慢じゃないけど)

でもどのチームでも中心選手、キャプテンを務めてたし、エースナンバーを背負わせてくれるチームばかりだった。(ええ、これは自慢です笑)
体力がない選手は無いなりの戦い方、足が遅い選手はそれなりの戦い方を身に付けることも大事。

もちろんあるに越したことは無いけれど、「それが全てではない」ということ。
ウィークポイント(弱点)をストロングポイント(長所)に。

やりようでどうにでもなる。諦めちゃだめだからな。
やらないやつは言い訳ばかり探してるのさ。苦手な事くらい誰だってあるさ。

自分にできることを探そうぜ。やれることを探してどんどんやろうぜ。
そしたら道は開けてくるから。

ゆいとMVPおめでとう!

おわりに

明徳スクールはあと2回、岩倉スクールは残り1回となりました。
残りも全力で。やり切る。楽しむよ!!ではまた!