練習日誌

愛してやまない教え子の2人へ。

火曜日は明徳スクール。
今日のブログは少し違うスタイルで。

この日を持って6年生の旺次郎と桔平はスクールを卒業。
スクールでの最後の練習。

みんなで楽しくTRしたあとは色んな形、チームでゲーム。

皆の後方にポジションを取り、ピッチを駆け回る子供たちを見ながら、
この1年のこと、スクールのこともそうですが、旺次郎と桔平が1.2年だった時の事も思い返しながら。
すごく感慨深い時間でした。。。

今日は卒業する2人に。僕からの想いを書いていきたいと思います。

愛する2人へ

まず桔平。

明徳スクール、いやTKDSの絶対的ムードメーカー。
底なしの明るさと面白さで常にスクールを盛り上げてくれて、皆を楽しませてくれた。

練習終わりに話していると北村コーチには1年生の時から見てもらってたからな~。と。
ありがとうございました。って。早かったな~。って。

僕も、そんなに月日が経ったんだなと。改めて実感しました。
桔平ね、いや、旺次郎もやけど、すっごい下手くそだったんです。
超が付くほどです。(笑)

でもね、気付いたら、チームには欠かせない絶対的な存在となった2人で。
桔平が抜ければ守備は崩壊していたし、逆に居る試合は安心感があった。

桔平が居れば大丈夫、桔平が居るから安心だ。そう思った試合はたくさんありました。
あとはポジティブな声掛けを絶えず繰り返し、味方選手を鼓舞してくれる。

桔平が居たことで立ち直せた持ち直せたゲームは数えきれないほどあったね。
メンタル的にも救われたチームメイトもたくさんいると思います。

低学年の頃は僕が明徳の練習に行くたびに、僕に怒られていました。(笑)
砂いじりをしたり話を聴かなかったり遊んだりと、、(笑)
やる気がないんなら帰れ!!と怒ってた日のことを今でも思い出します。(笑)

そんな桔平も気づけば6年生、少しお兄ちゃんになり、みんなをまとめる立場になり、技術的にもすごく成長して、ジュニア年代を卒業。

この1年は、チームのことで悩むこともあって、お母さんからも相談を頂き、悩んで苦しんだ時期もあったね。
それでも、スクールの練習は楽しいからと、休まずいつも笑顔で来てくれて嬉しかったよ。

あの桔平の底なしの明るさ、笑顔の裏には、他の人には見せない苦労や苦悩がたくさんあったのも知っているからこそ、それでも前向きにサッカーをやり続けてくれたこと、一人の選手、人間として誇りに思います。
よく頑張ったね。

そして1年間、短い間ではあったけどスクールに来てくれてありがとう。
チーム活動だけでなく、スクールでも一緒にサッカーすることが出来て本当に良かったよ。
次のステージでも、桔平らしさを忘れずに、楽しんで頑張るんだよ。

そして旺次郎。

面倒見が良い、良すぎるくらいのお兄ちゃん。
こんなに人間的に素晴らしい選手に育つなんて、ほんとにほんとに、素晴らしい選手です。
上手いだけじゃなく周りが見れて、みんなに優しく、気持ちよく接してくれる。
困ってる子が居たら教えてあげたり助けてあげたり、転んだ子が居たら手を差し伸べてあげたり。
誰にでも優しくできる、素晴らしい選手なんです。

チームではキャプテンとして皆を引っ張り、励まし、みんなに慕われる、リスペクトされる選手へと成長したね。
出逢った頃はすっごく小さな少年。
分からないことがあったら、「コーチ、ココはどうしたら良いですか?」「このフェイントってこうやるんですか?」ってよく質問に来る学ぶ姿勢が素晴らしい。そんな姿勢は6年になった今も変わらないし、学んだことはすぐ実践で活かし、グングン伸びていったな~。

素晴らしいって何回言ったか分からないけど、すべての選手のお手本になる、みんなに見習ってほしい部分がたくさんある選手なんだ。

だいーぶ昔になるけど、「俺は背がすごく低いから、ドリブルが上手くなりたい。頑張らなきゃいけない。」って言っててさ、ドリブルのドの字もできない。
ボールに遊ばれていた少年が今や、自由自在にボールを操れる選手に。
ドリブルすっごい上手くなったよな。練習でもゲームでも全然取られないし、
試合では2人、3人抜いてゴール決めたり、旺次郎の武器はなんだ?って言われたら即答で「ドリブルです」って答えれるレベルに本当に上手くなったよね。

確固たる目標を持ってそこに向かい突き進む。そんな大事なことを旺次郎に教わりました。
ここまで上手くなった、成長したのは旺次郎の日々の弛まぬ努力の結果です。

将来的にも大きな目標、夢を持っている子で、旺次郎なら必ず、その夢にまっすぐ突き進み、叶えられると信じているよ。

今まで通り旺次郎らしく自分を信じて頑張ってくれよな。

おわりに

2人には感謝してもしきれないくらい、2人に出会えたことに感謝している。
人生は1人に1度きりしかなくて、出会える人は限られている。
誰と出逢い、どんな人生を選ぶかなんて本当に分からない。そんな世の中だけど、
そんな中で、旺次郎、桔平、この2人に出会える人生、一生で本当に良かったと心から思う。

君たち2人に出会えたことはコーチの人生にとってものすごく大きな財産となりました。

スクールに来てくれてありがとう。
サッカーを続けてくれてありがとう。
いつも笑顔でサッカーを楽しんでくれてありがとう。
皆に優しくしてくれて、スクールをいつも盛り上げてくれてありがとう。
出逢ってくれてありがとう。

また来週も、グラウンドに来てコーチこんにちは!って声が聞こえてきそうなのにそれがなくなるのはすごく寂しいけど、ビーチサッカーやイベントごとには遊びに来たいと言ってくれたし、部活の時間で都合が良い時は練習きます!って言ってくれて嬉しかったな。

またいつでもこの場所に遊びにおいで、戻っておいで、帰っておいで。

スクール生の皆も、コーチみんなもいつでもこの場所で待ってるからね。

改めて、卒業おめでとうと6年間お疲れ様、

そして愛してやまない教え子2人にありがとうの感謝の気持ちをを2人に贈ります。

君たちのこれからの成長と、また一緒に笑顔でボールを蹴れる日を楽しみにしている。