練習日誌

おかえり。

火曜日は明徳スクール。
天気よし。芝生良し。最高のコンディションで最高の仲間たちとTR。
最高です。

この日は体験で3名の子供たちが練習参加。
これまた理由が「上手くなりたい。」
シンプルイズベスト。コレに尽きる。

熱量がすごい集団には熱量の高い子供たちが集まる。
まさに類は友を呼ぶ。ルイトモです。

TRは楽しくW-upからドリブルボールフィーリング。
切り替えが凄いのなんのって。
ワイワイしたあとに、キリッとピリッとした空気に自分たちで切り替えボールを触る。

メリハリがある空間を自分たちで。そりゃ質の高いTRができるわけだ。
上手くなるわけだ。

対人は今日も同数で、ストレスがかかった状態から、
幅を使う、スペースを使う、ドリブルで剥がす、
様々な選択肢から、見て選んで、数的優位を作り出すというところを攻撃側は取り組み、
守備はいかに素早く限定してボールを奪いに行くか、シュートコースを消して相手の優先順位を即座に奪うことを意識しながらやっていきました。

攻撃側も守備側も非常にレベルが高く、個々のプレーの幅が少しづつ広がってきている。

人やゴールを意識したプレーが見えてくるようになったのは大きな進歩。
でもまだまだスペースをうまく使えていない選手も多い印象です。

見るところと回数をもっと増やしていかねばね。

今回はMVPというか、嬉しいお知らせがあります。

なんと明徳スクールに通ってくれている
りょうすけ(5年生)ひなた(5年生)えな(4年生)の
3名の選手が鳥取県東部トレセンモデル選手に選出されました。

東部地区から各カテゴリー合わせて各チーム推薦で100名以上の選手が集まり、選考会が行われて
複数のスタッフで選考されたのちにこの3名が選ばれました。

色んな指導者が集まり、人それぞれ色んな見方があったこととは思いますが、
あれだけのたくさんの素晴らしい選手が集まった中から選ばれるのは本当に凄いことだと思います。

人に認められるってすごいことなんだよね。
報告を聞いたときは一人で声を上げ歓喜しました。

日々の努力が、積み上げてきたものが評価されたんだね。
選出おめでとう!これからも上を目指して積み上げていこう!

そして、もう一つ個人的に嬉しかったのは、圭太(6年生)の長期療養からの復帰。
彼は腰の怪我で悩まされ約3か月~4カ月近く、
大好きなサッカーをプレーできずに腰の治療に専念していました。

スクールの練習、チームの練習、試合や大会にも出れない、合宿も断念、6年生のこの時期の3か月はかなり大事な期間で、本人はすごく悔しい、悲しい想いをしたと思います。

会ったときには毎回「はやく皆とサッカーがしたい。ボールが蹴りたい。」と言っていてこの悔しさは味わった本人にしか分からない。

モチベーションを保つことも難しかったのではないかと思うこの短いようでとても長い期間でしたが、

圭太はチームの練習を見に行ったり、試合に行って選手たちのサポートをしたり、
チームの最高学年、キャプテンとして、素晴らしい行動をポジティブに続けていました。

怪我をしていても、プレーが出来ずとも、自分にできることをする。
仲間の為に身体を張って動くことができる圭太はやはり素晴らしい選手で、
素晴らしい人間だなと感じました。

辛いことがあっても、諦めずに前を向き、自分のために、周りの為にできることをやる。

生きていくうえでとても大事なことを圭太に教わりました。
圭太の姿勢を見てそう感じました。

復帰とはいっても、まだまだ全てのメニューをこなせるわけではないので少しづつ少しづつ、
完全復帰に向けて頑張ってもらって、僕もサポートしていこうと思います。

久しぶりに圭太がボールをニコニコしながら追いかけてる姿がたまらなく嬉しかった。

とにかくプレーしたかったんだろう。
走って疲れても、転んでも、ミスしても、とにかく笑顔で楽しそうだった。

おかえり圭太。

ほんのゲームの1部分、ほんのちょっとした、ワンプレーだったけど、圭太が運んで久しぶりにゴールを決めてガッツポーズした瞬間は、ちょっぴり涙が出てしまいましたね。。

こうして毎日楽しくサッカーがプレーできているのは当たり前ではない。

関わってくれている人達に感謝して、誰よりも、どこよりも楽しんでプレーして、子供たちにサッカーを伝えていこうと改めて思いました。

また次週も、全力で、楽しもう。