練習日誌

一度しかない人生の中で君たちに出会えた喜びを。

火曜日は明徳スクール。
室内練習となりましたが今回も楽しく真剣に取り組んでいきました。
練習の事以外のことを今日は書きますが、

明徳スクールに在籍している6年生のこうせいがこの日を持ってスクールを卒業。
来月からこうせいが所属しているクラブチームの中学部の新1年生も交えた練習がスタートするので明徳スクールの練習には来れなくなるため卒業という形になりました。

こうせいとは、僕がFC明徳で外部コーチを始めてこうせいが2年生の時に出会いました。
元気でわんぱくでしたが、サッカーとなると真剣で、周りの低学年の子が遊んでいてもこうせいは良く人の話を聞いていた記憶があります。
(もちろん一緒になって遊んで僕に怒られた時もあったけど(笑))

こうせいはKFCに移籍をして、そこから会うこともほとんどなくなりましたが、どうしてるのかな~頑張ってるかな~とずっと気になっていたので、4年生の終わりくらいの時期に試合会場で再会したときに顔つきがすごくたくましくなっていて嬉しくなったのを覚えています。

そして、昨年スクールを開校して少し経ったときに、こうせいのお母さんから連絡をいただき、こうせいがスクールに入りたいと言ってると聞いたときはものすごく嬉しくて飛び跳ねました。(ガチで飛び跳ねました)

そこから約2年、
いつの間にか県内でも最強のチームのディフェンダーとして活躍するようになっていたこうせいは、さらに対人の守備力を磨きながら、スクールに来たときは固かったドリブルにもたくさん取り組んでボールタッチもすごくしなやかになりました。

最近は攻撃的なポジションもやっていて、積極的に前に出ていく姿勢や、ミドルシュートも隙あらばバンバン狙うようになって、プレーヤーとしても大きな成長を見せてくれてこの2年間また指導者としてこうせいと関われて良かったなと改めて思いました。

帰りに挨拶に来てくれた時、握手してハグをした時にすごく泣いてて溢れ出る想いというか何かがグッと込み上げてきたのかなと。
こうせいの涙を見て僕も泣きそうでしたが、それだけこうせいはこのスクール、みんなとサッカーをするのが楽しいと思ってくれていたんだなと。
このスクールが子供たちの大好きなサッカーを思い切り楽しめる場所になっていたんだなと感じ、
さみしい気持ちももちろんありますが、同時にとても幸せな気持ちになりました。

このスクールを作って良かった。こんな素晴らしい教え子達に出会えて良かったと。

中学に上がるとさらなる試練が数えきれないくらい待ち構えてると思うけど、こうせいなら大丈夫。
自分ならできる。やれると信じて突き進め。

こうせいのさらなる成長と活躍を楽しみにしているよ。
スクールに来てくれて本当にありがとう。
またスクールにも顔出してね。いつでもボール蹴りにおいで。

そして、さらに帰り際にはFC明徳メンバーからサプライズで皆からの寄せ書きを頂きました。
みんなからたくさんの「ありがとう」の笑いあり涙ありなメッセージが書いてあり感動。。。
こちらこそたくさん、ありがとうだよ。。。
約5年間、このチームに携わることができて本当に良かった。
色んな経験と、たくさんの出会いに恵まれた5年間でした。
こうせいや、昨年卒業した旺次郎、桔平に出会えたのもFC明徳。
今スクールに来てくれている大切な教え子達みんなに出会えたのもそうです。

また新たなチームを立ち上げようと決意ができたのも、このFC明徳での活動のおかげだと思い、本当にたくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。(想いは少し前にインスタに投稿しているのでぜひ読んでください)

シーズンが終わる時期というのは、色んな決断をするタイミングであり、中にはすごく勇気がいることもあると思います。
誰が決めたものでもない、自分で決めて、自分で選んだ道を信じて、共に突き進んでいきましょう。

今年も残りわずか、最後まで全力で、楽しんでいこう。